ゴーン会長逮捕で思うこと
先日、日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕された件で、思ったことを
書きます。
スイングトレード主体でやってますが、少しほっと一息入れたいとき
トヨタや今回の日産のような大型株を間に挟み、安心して毎日の株価を
見守るということをやります。しかし、今回の逮捕劇を受け、一時日産
株が暴落しました。ポジションがなかったので、幸いでしたが、他人事
とは思えず今回のニュースを見ていました。
まず、投資家の一人として、いかにトヨタや日産といえども何かあれば
急落して大損害を被る可能性があるという事を改めて考えされられたと
いうこと。つまり、大企業だろうが、中小企業だろうが、トレードをする
以上リスクは同じであるということです。
次に、今回会社のお金を私的に使っていたことで問題になった金額ですが
50億とも100億以上とも言われていて一般人からすれば、とてつもない金額
ですが、時価総額数兆円規模の会社のトップが辞任すると考えると、少額で
あると考えてしまうのは私だけでしょうか?
BNFという個人投資家は、個人の株の売買で200億以上稼いだことが有名に
なりましたが、その半分のお金で日産のトップを辞めさせることができると
考えると、釣り合わないなと思ってしまいます。
やはり、ベンチャー企業のトップ、ソフトバンクの孫会長やスタートトゥデ
イの前澤社長のように成り上がりでのぼりつめた人は、自社株を自分で大量に
保有して会社の成長とともに値上がりした株の含み益により、数千億~数兆円
という莫大な資産を得ていますので、それと比べると、社長や会長職を引き継
いだゴーン会長は、たかだか数十億というお金でも自身の進退を揺るがすような
ことをしてしまう存在だったのだと、思いました。
そういう意味で、孫会長や前澤社長も、かのウォーレンバフェットと同じで
一人の投資家と見ることができます。ただ、購入するのが自社株か他者株かの
違いなだけで・・・。
株の話はこれぐらいにして、明日は、ビックサイトで漫画の即売会「コミティ
ア」が行われます。毎日絵を描いている息抜きに少し、お出かけしてきたいと
思います。近々、普段描いている絵などもアップしていけたらと思います。