そっくりに模写できることはすごいことなのか?
よく、SNSで漫画のキャラクターなどの模写自慢みたいな感じでそっくりに描けたことを誇示するような人がいるけど、それってすごいことなの?という話。
ぶっちゃけ、見ながらだったら、誰でもそっくりに描けるよ!というのが、模写すらほとんどしたこともないような、素人の意見だろう。
そして、ある程度絵の練習をしている人だったら、まあすごいかもしれないけど、自分でもそれぐらいは描けるよという感じだろうか。
では、実際のところどうなのだろう。
結論からいうと、細部までちゃんと再現できていてかつ時間もそれほどかけずに模写できるということは、すごいこと。
そっくりに、模写するということは、それぞれのパーツの位置関係および全体のバランスを把握して、それを紙の上に再現しなければならないから結構難しい作業なのだ。
絵を見る目が養われていなければならないし、ある程度書き慣れていないとそっくりに模写することは出来ない。